OVK01 高温対応ホットエンドのヒートブロックの寸法確認 [OVK01]
前回設計したヒートブロックがヒートブレイクとノズルに対して正しい位置に収まるか確認する為、高温対応ホットエンドのヒートブロックを3DPで印刷してヒートブレイクとノズルを仮組みしてみました。
バッチリ嵌りましたね。寸法的には問題が無いようなので、アルミブロックを購入してShapeoko2で削り出す事ができます。
さて上記の様な変態的な構造にした理由ですが、それは前回の記事を参照してください。
狙いは「先端は熱く、中間は熱を伝えず、根元は冷たく」です。
ヒートブレイクとヒートブロックの接触面はセラミックワッシャーを挟んで極力熱が伝達しない様にしています。
熱容量を考えたらヒートブロックはもう少し大きくした方が良いかもしれません。
さて、下半分の熱を奪わないといけないコールドエンド側ですが、局所的に熱を奪って冷やすにはどうしたらよいでしょうか?
答えはパソコンの高性能CPUクーラーにあると思います。
局所的に熱を奪うのに最適な素材ですが、それはヒートパイプです。
次回はヒートパイプを使った冷却方法を考えます。