OVK01 高温対応ホットエンドのヒートブロックの寸法確認 [OVK01]
前回設計したヒートブロックがヒートブレイクとノズルに対して正しい位置に収まるか確認する為、高温対応ホットエンドのヒートブロックを3DPで印刷してヒートブレイクとノズルを仮組みしてみました。
バッチリ嵌りましたね。寸法的には問題が無いようなので、アルミブロックを購入してShapeoko2で削り出す事ができます。
さて上記の様な変態的な構造にした理由ですが、それは前回の記事を参照してください。
狙いは「先端は熱く、中間は熱を伝えず、根元は冷たく」です。
ヒートブレイクとヒートブロックの接触面はセラミックワッシャーを挟んで極力熱が伝達しない様にしています。
熱容量を考えたらヒートブロックはもう少し大きくした方が良いかもしれません。
さて、下半分の熱を奪わないといけないコールドエンド側ですが、局所的に熱を奪って冷やすにはどうしたらよいでしょうか?
答えはパソコンの高性能CPUクーラーにあると思います。
局所的に熱を奪うのに最適な素材ですが、それはヒートパイプです。
次回はヒートパイプを使った冷却方法を考えます。
ヒートパイプは過去に試そうと思い部材を探してみたことがありますが手ごろなヒートパイプ(中に冷却材が封入されているもの)が見つけられず、大きくなりすぎる為に断念した経緯が...(^◇^;)
バレルの冷却はファン無しの自然冷却で間に合うのが一番良いんですけどね。
by ichibey (2016-05-22 11:43)
今まさにそこで悩んでいるのですよ^^;バレル周辺の熱を奪い去るという目的においてはφ6*50mmぐらいで十分なのですけどなかなか既製品で短いのが売っていません。手頃なのが見つからなければ自作します`・ω・´
水冷という手もありますが、パソコンと違ってチューブが前後左右に引っ張られますので、冷却水漏れの恐れを考えるととてもじゃないけどできませんw
by たぬきち (2016-05-23 00:12)