PRN3D 積層0.05mmにチャレンジ [PRN3D]
Akiba PC HOTLINE!の「取材中に見つけた○○なもの」という連載で紹介されていた某国産3Dプリンタが出力していた衝撃的な「ザクの頭っぽい何か」ですが私も挑戦してみました。
http://www.thingiverse.com/thing:108575
積層0.05mm初チャレンジです。フィラメントはいつものケンビルPLAフィラメントメーカーB黒色1.75mmです。主な印刷設定は、印刷速度40mm/s、ノズル215℃、ベッドOFF、ラフトあり、サポートありです。出力にかかった時間は1時間40分でした。
※赤色で出力していないのでツノは付けません (,,゚Д゚)、
出力そのままサポート付きの状態
ピンセットでお掃除後
手持ちのコンデジの性能の限界でディテールを正確にお伝えできないのがもどかしい、、、
肉眼で見ると意外と綺麗なんですけどね、、、
今回の印刷を通して問題点が4つありました
1.オーバーハングの箇所が下にたれる(2枚目動力パイプの下端や、1枚目耳の上側)
2.1枚目の写真の頭の下半分オーバーハングを薄く積層する際にノズルから受ける熱で積層面が反りあがる(1枚目の頭下半分が波打っているのはその所為です)
3.反りあがった際にフィラメントがノズルに付着して他の印刷箇所に付着する(今回は最終的にマスクのところにべったり付きました、あと少しだったのに、、、)
4.やはり角を過ぎた後の波打ち(1枚目と3枚目、耳の部分の周辺)が気になる、、、
解決策としては、
1.印刷物冷却ファンの追加、Curaにてサポート設定の見直し(Curaさんもっと遠慮せずに盛ってくれよ、、、)
2.3.輻射熱防止の断熱プレート(セラミックプレート?)の追加、印刷設定の見直し(2個同時に出して積層間の時間を稼ぐとか、壁面の厚みをもっと増やすとか)
4.筺体剛性の強化、ファームの設定(jerk値かな?)の追い込み
等が考えられます。1.2.3はすぐに解決できるだろうと楽観視していますが、やはり筺体剛性の強化がまず初めに着手しないといけない課題だと考えています、、、、
Curaではオーバーハングが致命的だというのは私も痛感しています。
URLはフィギュアを分割出力したサンプルです。 全部見るには要登録です・・・。
とりあえず積層時間はCuraのAdvanced > Cool > Minimal layer time(sec)の数字を上げていくのが簡単ですけど、0.05mmで60秒とか設定すると恐ろしい時間に・・・。
by 羽等 (2014-01-30 20:12)
アセトン処理恐るべしですね^^;
60秒だと印刷時間が2倍にwww
ちなみにMinimalLayerTimeは10秒設定でした。
by たぬきち (2014-01-31 04:02)
実は・・・アセトンで溶けるのはABS樹脂だけだったりします。 PLA樹脂(黒)にアセトン使ってみたところ、白化しておしまいでした。 積層角もほとんどなくなりませんでした。
by 羽等 (2014-01-31 05:24)