OVK01 自作3Dプリンタの制作を始めました [OVK01]
本日、SUSさんへ注文した自作3Dプリンタ用のアルミフレームが届きました。
長い箱にフレーム、小さい箱にブラケット類が入っています。(青い箱はMonotaroから届いたGT2ベルト)
注文書(ああ、15.4Kも使っちまった、、、フレームは意外と安いんだけどブラケット類が高い)とSUSさんが提供しているツール(UnitDesign)で描いた図面は以下の通りです。(ちなみに、SUSさんは個人でも注文することができますが、決済が代引き(でも手数料は0円^^b)のみとなります。 )
自作、といってもノズルとかを旋盤で削るわけでもなく、設計に従ったパーツを寄せ集めて組み立てるだけです。
名称はOVK01としました。OVerKill(過剰な~、やりすぎな~)01号機という意味です。(ちょっとネタっぽく象虎X200とかにしようかと考えたけどおこがましいのでやめました。でもZortraxに迫る印刷品質は出したいなぁ~っと。あと、2号機作るかわかんないけどとりあえず連番にしとけ~)
「ginger-soft OVK01」 と呼んでください。
完成できるかどうか今のところ判らないけど、PRN3Dで苦労した経験がきっと役に立つはず!と自分に言い聞かせて部品集めをスタートしました。
上記の箱以外にも、もうひと箱分ぐらいのパーツが集まっています。
製品仕様ですが
・ボーデン式シングルヘッド
・ABS対応
・印刷用域220mmキューブ以上
・XYガントリー&Z軸昇降型 (XYの機構に関してはUltimaker型をベースとしていますが、その欠点を補うためのより過剰な装備をしています。また、Ultimaker型の外周軸に使われるメタルブッシュの扱いにくさを排除した構成です。たぶんreprap機では前例がない(単にコストの問題でw)と思います。)
・ヒートチャンバー付き(これは絶対やる)
・目標印刷スピード100mm/s
となっております。
この機種のキモは2040と4040のアルミフレームを平面直行交差で組み合わせたX-Y軸の土台の構造です。
ぶっちゃけるとアルミフレームの平面精度が悪かったら元も子も無いのですが、何とかなると信じたい^^;
パーツの集まりの関係もあって更新頻度は低いですが、ぼちぼちやっていきます。ノシ
実はPRN3Dで100mm/sでもそれなりに綺麗に印刷出来る様になってきたのですが・・・1つ変な事が。
Curaの出力目安時間が、80~100mm/sより40~60mm/sの方が早く印刷が終わるであろうという予測が出る形状が存在してます。
実際に印刷したところ40mm/sより80mm/sの方が本当に遅かったです。(=_=;)
まぁ・・・時間の反転が起こったのが、ギヤなど形状外周に細かいポリゴンが連続する形状でした。
たぶんコレであってるかと。
PRN3DのファームかCuraの仕様かわからないんですが、ご参考までに。
by 羽等 (2014-05-24 11:57)
やはりY軸安定させると速度が上げられるようですね。私もOVK01の制作ついでにSUSさんへ追加フレームを発注してPRN3DのY軸を本格改造しています。ちょうど明日にはテストプリントできる見込みです。
印刷速度による実時間の違いですが、複雑なモデルで印刷速度を上げると制御のコード量が増えてかえって遅くなるとかMinimumLayerTime周りのバグとかでしょうか?(^^;
興味深い情報なのでいずれ検証してみます。
by たぬきち (2014-05-25 01:20)