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PRN3D ヒートベッド改良(印刷領域正常化+ダブルクリップによる歪みの解消) [PRN3D]

PRN3Dの水平方向の印刷領域ですが、公式では170mm x 170mmとなっています。

ヒートベッドに書かれている黄色い四角がそのおおきさです。

しかし、実際にはガラス板を抑えるダブルクリップが邪魔になってリミットスイッチの位置を調整したり、Curaに小さめの印刷領域を設定していませんか?

今回はそれを解消します。

 

 

【改良手順】

1.動作確認用のチップLEDを場所移動してガラス板を手前側に寄せれるようにする

ヒートベッドの手前真ん中に1608サイズの表面実装部品を3つ実装する場所がありますが、一番奥のチップLEDを一番手前の空きパターンに移設します。チップLEDに緑の点が書いてある側(カソード)側だけを左側のランドにはんだ付けします。チップLEDの反対側(アノード)は適当な電線で電源線(赤線)と繋いでください。チップLEDの移設が終わったら元の取り付け場所に残っているはんだは、はんだ吸い取り線で綺麗に吸い取ってください。

2.ダブルクリップの留め方について

ヒートベッドの裏側には耐熱用のコルク板が貼ってありますが、実はコルク板とヒートベッドとガラス板を同時に挟み込むとダブルクリップの締め付け圧力が強すぎてガラス板が歪みます。ガラス板の歪みを避けるにはヒートベッドの手前と奥のコルク板が無い場所でガラス板とヒートベッドだけをダブルクリップで挟み込みます。こうする事によって過大な締め付け圧によるガラス板の歪みが解消されます。締め付け圧が弱まる分、ダブルクリップは2つ追加して4隅に設置する事をおすすめします。

 

 

【改良後】

 IMAG0579.jpg

はんだ付けが汚いのはご愛敬w

以上の2ステップであら不思議!ホットエンドノズルがダブルクリップに干渉しなくなり、またガラス板が歪まなくなりますのでキット本来の性能を発揮できるようになりますよ~ ∩(`・ω・´)∩ ワーイ!!

 


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コメント 2

羽等

はじめまして、ガラス板・・・セロハンテープで四隅固定してました。
取りやすいように耳付きで・・・(^^;)
by 羽等 (2014-01-04 05:38) 

たぬきち

はじめまして~

むむ?テープですか?レベル調整時にダブルクリップが邪魔してヘッドの先が見えにくい場所があるのでそれはありかもしれませんね

私も今度カプトンテープで試してみます
セロハンテープでは熱で粘着剤が溶けたりして
事後の処理が大変そうなので・・・(^^;)


by たぬきち (2014-01-07 01:05) 

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