SSブログ

その他 Bean3Dプリンタに出資しました。 [その他]

昨日はAM3:00から始まるBeanの30台限定SuperEarlyBird価格($199)を取りに早起きしました。AM3:00と同時にブラウザをリロードしまくって募集ページを表示し、操作したのですが、結果はタッチの差で逃しました。すぐさま、EarlyBird価格($299)に切り替えて、出資者番号は40番台になりました。

SEB取れた方おめでとうございます。EB取れなかった方、今から検討される方、$399の通常出資価格でも断然安いと思います。
ただし、中華メーカーの台頭がなければですけど。


実のところBean3Dにはスペック的に似た製品がすでにAliexpressなどを漁るといろいろと出てきます。気になる方は「WQHD 3D Printer」で検索してみてください。WQHDとは液晶パネルの解像度の事で「2560x1440」ピクセルの事です。7インチの液晶サイズで1ピクセルの1辺の長さがちょうど0.050mm = 50umぐらいになります。
有名どころでは「Wanhao D7」という製品があります。Wanhao社はZortraxM200のコピー製品「Wanhao D6」でご存知の方も多いと思います。

製品の中身ですが、WQHDの7インチ液晶パネルからバックライトを取り外して405nmの20~30WのUV-LEDランプを替わりに取り付け、FEPフィルムを貼ったVATとZ軸昇降を付けてRapsPi3等のコントローラをNanoDLPという汎用DLP3Dプリンタ制御ソフトでコントロールしているものと思われます。

簡単そうだな?作ってみようかな?とい方はこういうパーツを探せばいいと思います。
https://www.fepshop.com/shop/parts/lcd-for-wanhao-d7/
個人で必要なパーツを一つ一つ集めればトータルでたぶん$400ぐらいになるはずです。


で、ぶっちゃけなぜ私が今回出資に至ったかと言うと、DLP3Dプリンタにおいては素材に対する造詣パラメータの調整というのがいちいち面倒だと想定されるからです。樹脂のロストもばかに出来ません。Kudo3DのBeanは現時点でのサンプルプリントでちゃんとした造形が出来ていますし、もともとTitanシリーズでの実績もあるのでレジンの取り扱いには慣れているはずです。その実績込みでUVLED-液晶パネル式の3Dプリンタが$299で買えるのなら、安いものです。また、今回の募集のRewardの出荷は来年1月となっていますが、十分待てる期間です。(過去の出資の経験から時間間隔が狂っているせいですがw)


最後にお約束を。

Kickstarterは製品を買う場所ではありません。あくまで出資をする場所です。All or Nothingの精神と、メーカーを応援する気持ちを忘れずに。


あと、メーカーはマイナスイメージを恐れて公表はしていないのでしょうが、UV硬化式の3Dプリンタは、印刷後の処理がとっても面倒です。

IPAを使って洗浄する必要があるのと、印刷したそのままでは樹脂が十分に固まりきっていないので、太陽光やUV-LEDランプに晒して追硬化させる必要があります。

オプションでポスト硬化用のランプボックスが用意されていますが、これ必須ですよ。太陽光で半日以上かけて硬化させる余裕があれば不要ですけど。

30WクラスのUV-LEDLAMPはebay等で$10しないので私はポスト硬化ランプ箱は自作する予定です。LEDドライバは過去さんざん遊んだのでなぜか持ってるしw



2017年7月19日追記~

もうすぐ終了ですね。
ストレッチゴールとしてオプション品のリワードが設定されましたが、私は連続印刷を考慮してビルドプラットフォームとバットとFEPフィルムを追加しました。レジンは250ml(300g)2本が$50追加2本が$25と微妙な容量と価格設定なので見送りました。レジンの購入は他のユーザーの様子を見てからにしようと考えています。
終了直前のキャンセルで思わぬ空きが出る場合もあるかも?

~追記終わり
タグ:その他

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。