OVK01 ボーデンチューブ継ぎ手製作part2 [OVK01]
ボーデンチューブをとある品に改良するにあたり、ダイレクトチューブ継ぎ手を作る必要が生じました。ダイレクトチューブ継ぎ手とはなんぞやについては以前の記事( http://ginger-soft.blog.so-net.ne.jp/2016-03-22 )を参照ください
前回は、ボール盤と手タップ手ダイスを駆使して作りましたが、今の私にはunimat3という相棒がいるのです^^
旋盤を使って長さ20mm M4 対角7mmのニッケル長ナットをチューブを固定するための特殊ボルトへ加工します。
M6ナット部をさーっと切削
ダイスが入りやすいように角を面取り
チューブに合わせて内径を削って
、、、、と作業をしている間にFusion360でダイスホルダーを設計して3Dプリント
Fusion360はねじの造形が簡単にできるので非常に助かります。(M14ピッチ1mmなどあまり使わない様なねじ切りもパラメータ指定で一発モデリング。)
旋盤にダイスとホルダーをセットしたら
手回しで切削w(だって自動送りなんて無いですからー
ほいっと削れました。ダイスってフリーハンドで斜めにならずにまっすぐ入れるのはなかなか難しいですが、旋盤を補助具として使うと簡単に軸ずれせずに削れます。 (unimat3は高価なオプション付けないとねじ切り機能なんてないですからー
最後に反対側のタップを同じような感じで仕上げます。あたり前ですがまっすぐ入ります。
という感じで継ぎ手完成!
あとはチューブをねじ込んでLOCTITE406瞬間接着剤&770プライマーで接着すれば完成! の巻は次回へ持ち越しま~す。