SSブログ

OVK01 遮熱ジャケットの作成 その3 [OVK01]

3Dプリントで遮熱ジャケットの型枠を作りました。今回はこれに液状ガスケット+ヒートカットパウダーを流し込みます。

IMAG2839.jpg

 

型枠の空間にどれくらいの容量があるか、凹型に水を一杯まで入れてみて凸型をはめ込み、水を押し出して凸型を抜いて大体の容量の目測します。

IMAG2845.jpg

 

これくらいの量になるように、液状ガスケット+ヒートカットパウダーの量を調整します。

はかりに凹型を乗せ、まずは液状ガスケットを投入します。投入した液状ガスケットの重量は2.1gでした。

IMAG2849.jpg

 

続いてヒートカットパウダーを0.4g投入します。

IMAG2850.jpg

ヒートカットパウダーは塗料の重量の20%を目安にしてくださいと説明書きがありましたので0.4g投入しましたが、揮発量の少ないガスケットの場合はもう少し増やしてもいいかもしれませんね。

 

さて、混ぜます。

IMAG2851.jpg

ここで初めて、もっと流動性の高い液体にすればよかったと後悔、、、ひたすら空気が入らないように慎重に混ぜます、、、

 

いい感じに練りあがりました。

IMAG2852.jpg

 

凸型を慎重にはめ込み蓋をします。

※グロ注意

IMAG2853.jpg

 

凸型のふたが嵌ったら、垂れたガスケットをふき取って、万力で増し締めして作業完了です。

IMAG2856.jpg

液状ガスケットは通常なら24時間で硬化とありますが、密閉された空間ですので、1週間ほど様子をみてから開ける予定です。

 

 

 

本日のオチ

ヒートカットパウダーは最低購入重量が300g→訂正300ml@110gだったのですが、今回はそのうち0.4gしか使っていませんw

IMAG2857.jpg

大量に余ったorz どーすんべこれ?

 

 


タグ:OVK01

OVK01 遮熱ジャケットの作成 その2 [OVK01]

遮熱ジャケットは型に流し込んで作る予定なのですが、断熱パウダーの繋ぎとして、以下の液状ガスケットを購入しています。

IMAG2832.jpg

今回はこれが型となる3Dプリント素材とくっつくかないかどうかの確認です。

素材は2種類ためしてみました。VerbatimABS(灰)と明成化学3DprinsterABS(乳白)です。

IMAG2827.jpg

それぞれ、剥離剤あり、なしの2面に液状ガスケットを塗ってあります。ちなみにこの液状ガスケットは垂直面に塗ってもほとんど垂れません。

 

硬化後、ピンセットでつついてみます。

IMAG2829.jpg

剥離剤なしでもあっさり剥がれました。

IMAG2830.jpg

 

一気に全部をぺろーんとはがしてみます。

IMAG2831.jpg

きれいに剥がれました。

3Dprinstarのほうはアセトン処理で表面の凸凹をスムース加工してあるのですが、未処理のVerbatimに比べても剥離のしやすさは特に変わりありません。また、未処理のVerbatimでも内部への浸透はなさそうです。

よって本番の型はアセトン処理なしにします。

 

最後に剝したガスケットをはんだごてに当ててみて本当に耐熱性があるか確認します。

IMAG2834.jpg

わずかに加熱したゴム特有の臭いがしますが、焦げたり、収縮したりする様子がないのでまずは大丈夫そうです。

特に断熱にこだわらなくて風よけ程度に考えるのであれば、ヒートカットパウダーなしで、ヒーターブロックに直接塗ればそのままで作れるかもしれませんね。

 


タグ:OVK01

珈琲 イニッシア分解清掃 [珈琲]

※本記事は機器の分解を含むメーカー保証外の行為です。

中古でネスプレッソのイニッシアを購入しました。調理家電なので使用前に徹底的に清掃することにします。激安で購入しましたので壊れてもOKのつもりで容赦なく分解していきます。

一通り、メーカー指定の方法(乳酸系の粉末洗剤をタンクで水に溶かして数回空焚き)をしたら、まずはカプセルをセットするU字型の金属レバーの根元のトルクスねじをはずします。

トルクスねじとはこんな*型のねじ頭をしていますので普通の誤家庭では当たり前に常備されているトルクスドライバーで回します。が、溝の幅とサイズが合っていればマイナスドライバーでもなんとかはずせます。

IMAG2820.jpg

次にサイドカバーをはずしますサイドカバーは爪止めなので、プラスチック製のリムーバーなどを隙間に差し込んで傷をつけないように細心の注意を払いながら、、、、とやっていると面倒だから結構力づくで無理やりこじ開けます。

IMAG2768.jpg

IMAG2767.jpg

機器本体の底面から見えるサイドカバーの大きな爪はちょっと触るとあっさり折れるので注意してください。下の写真は折れた後の状態です。この爪が折れてもサイドカバーの固定には全くと言っていいほど影響しないので折れても問題ありません。おそらくですが、分解の痕跡が残るようにヤワな構造になっているのでしょうね。

IMAG2766.jpg

 

サイドカバーを外したら、ノズル部分を引き出します。

IMAG2765.jpg

ノズルを引き出したら、カプセル挿入口に長い棒などを突っ込んで支えにして、ボウルに用意したキッチンハイターなどで漬け置き漂泊します。※内部のメカが濡れないように十分注意します。基板やハーネス、コネクタ、ポンプなどにハイター溶液がかかると確実にアウトです。

IMAG2771.jpg

 

漬け置き漂泊がすんだら次はノズル部のカバーを外します。こちらも 爪止めなのでリムーバーで無理やりこじ開けます。

IMAG2772.jpg

あけた中身はこんな感じです。

IMAG2775.jpg

参照までにカバーの構造です。

IMAG2773.jpg

IMAG2774.jpg

 

ノズル内部の白い樹脂製の液体ガイドをはずします。こちらも爪止めです。さっとスポンジで洗えば汚れはすぐに落ちます。

IMAG2777.jpg

 

液体ガイドを外すといよいよ分解不可能なカプセル押さえ部分があらわになります。外からでは掃除できない個所にコーヒー色の垢がのこっています。

IMAG2779.jpg

中性洗剤を付けたスポンジや、面棒などでつついて掃除します。

IMAG2780.jpg

すっきりきれいになりました。

 

以上

イニッシア分解清掃の手順でした。

掃除が終わったら、元通りに無理やりはめ込んでいけばOKです。

カプセルからコーヒー液を抽出した先の構造部分は、結構汚れるはずなので、もう少し簡単に外れて掃除できる構造になってればいいのですけどねぇ、、、

 

※重ねて書きますが、本記事はメーカー保証外の行為です。真似してみたけど機器が故障した、また作業中に怪我をしたなどの状況が生じても当方では一切補償できません。ご参照は計画的に。


タグ:珈琲

OVK01 遮熱ジャケットの作成(素材編) [OVK01]

ホットエンドの 熱効率(熱安定性)の向上 と プリントヘッドの加減速や冷却ファンの気流による温度変化 を避けるための遮熱ジャケットを別の方法で作ることにしました。

購入した素材は以下の2点(ヒートカットパウダーと液状ガスケット)です。

IMAG2800.jpg

液状ガスケット(MAX371℃)にヒートカットパウダーを練りこんで整形する予定です。

果たしてうまくいくだろうか?

まずは液状ガスケットを薄く延ばして固めてみてどのような状態になるか確認してみる予定です。

 

追伸:

エスプレッソグラス買いました。

IMAG2798.jpg

2重ガラスになっており、中の熱が持ち手に伝わらず且つ冷めにくいです。


 

IMAG2802.jpg

IMAG2806.jpg

IMAG2810.jpg

透明なのでアロマもボディーもしっかり見えます。(この画が撮りたいがためにこのグラス買いましたw)

もちろん WAYCAP つかってますよ~

 

本日は以上なり。断熱ネタで繋いでみました^^

 


タグ:OVK01

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。