OVK01 迷走中 [OVK01]
シリコンカバーを付けてからというものマドハントマドハンドを量産して困っています。
造形物冷却ファンで冷やせば解決するのですが、現状は一方向からしか風を当てていないので、造形物の冷却に偏りが出てしまっています。
冷却に偏りがあると風下側が反り上がります。多方向から均一に冷やせるファン+ダクトを設計しなければ、、、
また、シリコンカバーを付けるとホットエンドの温度をかなり下げても造形ができることが確認できているのですが、造形物冷却ファンのON/OFF、ヒートベッドの温度設定によって、造形の成否が変わるため、最適なパラメータの模索に四苦八苦しています。
シリコンカバーかぶせた分、熱放射面積が増えて造形物が不要な熱をもらっている可能性も無きにしも非ず、、、
現象解析用にサーマルカメラがほしい今日この頃。
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「マドハント」が判らず検索してしまいました(^▽^;)
ワークの冷却は確かに難しいですね。私の場合は前にテストでワーク冷却用として□25の小型ファンをノズルの左右に配置していた事も有りましたが、カッコ悪すぎ&組替の際に面倒となり止めてしまいましたけど...
今は基本的にバレル冷却のファン一つで簡易的なダクトとして一方向からワークに向けて風が出る様にしているだけです。
PLAならそれなりの風量を当てれば容易に問題無くなりますがABSの場合は色々なバランスが関係してくるので難しいですね。
ワーク専用のファンを設けてファンの回転数制御すれば後は室温等の条件で風量調整すれば楽なんですが、個人的にはそれでは面白くない為、基本的にバレル冷却ファン一つでワーク冷却も兼ね、且つファンの回転数調整無しで自作機&市販機の改造やってます。
ワーク冷却に関してはノズルの温度以上にホットエンド部分からの輻射熱の影響が大きいのでそれなりに大きいワークで且つ細かい造形の多い物だと難しいですね。
現状はABSでノズル温度200℃程度でも問題無くプリント出来るホットエンドで、あえてノズル温度を240℃位の設定として風を当てるのが意外と悪くない感じになってます。
サーマルカメラは、安いの持ってますが解像度低すぎてホットエンド部分の温度分布は良く判らないので殆ど使ってないです(^▽^;)かといって高いの買うつもりも無いですけど...
オールメタルホットエンド(PTFEはバレル部分にも全く入って無いです)でのプリントです。このモデルデータくるくる回って面白いですよ(^▽^;)
https://twitter.com/_ichibey/status/827009568307699712
深夜10℃以下になる室内で本体に段ボール箱を被せた状態で30時間ちょっとかかってますが(ノズル径φ0.3、積層0.1mmで少し速度遅め)こう言ったモデルデータなら積層割れ起こさないですね。断面積が広いモデルだと今の時期の深夜はABSだと厳しいです(^▽^;)
by ichibey (2017-02-03 11:46)
マドハン ト ではなくマドハン ド でした。失礼しました^^;
ABSにおいてもPLAと同様にワークと射出の温度差を極力少なくする方向で調整していたのですが、あえて高く射出して冷やすという手もあるのですね。そっちの方向では調整していなかったので試してみます。
ワークの大きさ繊細さにかかわらず何でも出せるような調整ができたらよいなと考えていたのですが、やはり限界はあるようです。ZortraxさんがM300ではZ-ULTRATを諦めた様にある程度のところで切り分けが必要になってくるなと感じている次第です。
by たぬきち (2017-02-04 15:22)