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PRN3D ハサミの修理 [PRN3D]

100均で買ったハサミの持ち手がプラスチックの劣化でパキっと割れてしまったのでPRN3Dで制作することにしました。

上下2分割で持ち手を制作し、ハサミの柄を片側の型の溝に嵌めこんで2つのパーツで挟み込んで瞬間接着材でくっつける算段です。

IMAG0152.jpg

持ち手が取れたハサミと修理用に印刷したパーツ

 

スライサは相変わらずCura(Ver14.01)を使っているのですが、今回はCura(Ver14.03)以降のPronterface風制御UIにおける数々の不具合が修正されているかの確認の意味も含めて最新のCura(Ver15.02.1)をダウンロードして印刷してみることにしました。

結果ですが、ノズルヒーターとヒートベッドの温度設定の反映の操作に難があるものの、プリントダイアログを消すとヒーターがONになりっぱなしになって熱暴走する等の不具合が無くなっているのでひとまず安心しました。

印刷してみて気が付いたのですが、Cura(Ver14.01)に対して、Cura(ver15.02.1)はデフォルトのラフトの作り方がかなり変わっており、3層の板状ラフトを生成した後、実際の造形物の1層目を少しスカスカに、ラフトと微妙にくっつくかくっつかないかぐらいの加減で印刷してくれます。

今までは印刷後にラフトと造形物を切り離す際には、カッターの刃をラフトと造形物の間に滑り込ませて無理やりに切断剥離していたのですが、Cura15.02.1が生成するラフトと造形物は手でラフトが簡単にぺリッと剥ぐ事ができました。これにはとても驚きました。

IMAG0154.jpg

ただし、その代償として、1層目すなわち底面の表面が少し荒くなります。アセトンで後処理するなどして誤魔化すと良いかもしれません。

 

修理完了後の姿がこちら。

IMAG0159.jpg

いかにも、「修理しました~」な見た目が好きかも^^

 


タグ:PRN3D
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コメント 2

羽等

実は・・・14.06.1の時にはこのラフト形式でした。
確かに1層目が「うーん」な状態ですが、それをマイナスと見ても剥がすのが楽な方が良い!て感じで使ってました。

15.02.1になってからラフト等の設定が、オプションの中から選択の横にきたから非常に良くなりましたね。
by 羽等 (2015-05-06 20:09) 

たぬきち

Ultimakerコミュニティのフィードバック力とCuraの更新頻度は素晴らしいですよね。(時々ポカがありますがw)
このようなソフトがフリーで、しかもUltimakerユーザー以外でも使えるなんて有難い限りです。

by たぬきち (2015-05-10 10:06) 

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