PRN3D Cura14.03 [PRN3D]
CuraはUltimakerはもちろん、PRN3Dに限らずMarlinファームウェアを搭載した3Dプリンタで使われている人気のフロントエンドです。
そのCuraですが、バージョンが14.03になってから印刷時の操作ウインドウが簡素なUIに変更されてしまい戸惑っている方も多いと思います。
そういった場合は以下の手順でPronterface風のUIに変更してください。
[File] → [Preferences] を選択して Preferrencesウインドウにて [Printing window type] を <Basic> から <Pronterface UI> に変更
設定後プリントボタンを押すとPronterface風の制御ウインドウが起動します
但し、以下の点に注意が必要です。
・XYZ軸の操作はできるがフィラメントの吐き出しができないので、フィラメントの手動吐き出しによるノズル内の清掃ができない。
・JOG操作に対してホーム側とは逆側の移動可能範囲の制限がされていないので押しすぎると移動可能領域を超えてしまいベルトを痛める。
・ホットノズルとヒートベッドに対してプリヒートができない。
・ホットノズルとヒートベッドは[Print]ボタンを押すと加温が始まるが、それぞれ同時にヒーターがONになるのでホットノズルの方が先に印刷可能温度に到達してしまう。当然ヒートベッドが温まるまでホットノズルの温度はそのままなので設定温度によってはノズル内のフィラメントが温度積算で固着して詰まってしまう。
→現状の対策としてはPronterfaceで事前にヒートベッドの温度を上げておくしかない
Curaは積極的にバージョンアップを通じてユーザーの要望をくみ取り様々な機能が追加されるとてもユーザーフレンドリーなフロントエンドですが、使い勝手を悪くするバージョンアップはノーサンキューです(>-<)
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